【旅日記】珍道中となった、日帰り夏休みツーリング 3 城峯山中~帰路編
2011-08-21記
城峯山へ至る林道へ進入。
程なく水場があり、水分補給&リフレッシュ。頭から被ったら、激冷たい!!
これからの登坂バトルに向けて気合が入ります。
ところどころ傾斜がきつく、無理せず押しを交えて登ります。
折畳自転車なので、あまりぐいぐいもがいてマシントラブルがあっては困ります。人里でのサイクリングなら、トラブルがあったら畳んで輪行すれば良いのですが、ここでは自力で前進するしか手がありません。
しかし、この展開は想定していなかったので、所持食料はプリッツ一箱とアメ一袋のみ。
プリッツの方が食べる満足感がありそうですが、頂上に着いたご褒美にとっておくことにして、アメで我慢。
進んではほおばり、溶け切ったらまたほおばり、の繰り返し。
最初は物足りず、ハラ減ったよぉ~・・・って感じでしたが、2、3個食べた頃からだんだんパワーが出始め、登坂するには支障ない程度の安定出力を確保!アメってすげ~、と、あらためて感心するのでした。
森が深く、人気もないので心細くもありますが、自然の豊かさに圧倒されもします。
この辺、紅葉の季節はきれいだろうなあ。
19時頃、景色が開けたポイントに到着。ずいぶん登って来ました。
この先は山道を10分ほど歩いて山頂に至るようでしたが、さすがに暗くなってきたので、ここで打ち切り。山頂や城峯神社に行ってみたかったですが、開けた夜景を見れただけでも収穫。付近にはキャンプ場もあるようです。
さて、あとは来た道を戻るだけ。なのですが、
暗い! 斜度が急! 見通し悪い!
の三拍子で、ブレーキ多用しまくり。しかし、小径車はリムが小さいために摩擦熱を持ちやすい。
いやな気配を感じて停止し、リムを触ってみると・・・熱っちぃ!ギンギンです。
このままブレーキを多用するとチューブバーストの危機。かといってブレーキ使用を控えめに出来る状況でも無し。
というわけで、下りも押しを交えて前進。冷まして乗って、熱くなって押して。
深い森での日没なので、あまりゆっくりせず駆け抜けたい気分ですが、気持ち抑えて安全な手段を採ります。焦ってトラブっても、誰かが助けに来てくれる状況ではありません。
幸い、月が満月に近く、ムーンライトシャワーの恩恵がありました。
光を放つものは、月と、我々のライトだけ。
で、虫がライトに群がってくるのですが、「月には向かっていかないのかなあ?」「誰もいないとき、虫たちは月を目指して飛ぶのか?」なんて話をしながら下りて行きます。
適度に会話で気を紛らわせるものの、お互い内心はびりびりとした緊張感。
林道入口に下り立ったときは「ぷはぁ~」って感じでした。
来た道を振り返ったら、暗いこと暗いこと。あー怖かった。
一安心して、道でごろ寝。地面が、床暖房バリに暖かい。
ここで、そーいえば帰りの終電て何時なんだっけ?とふと気付くのですが、闇夜を切り抜けて肝が据わっているので、まあどーでも良いやと思い直します。最悪、一晩適当に過ごして始発で帰れば、仕事には十分間に合うし。
人家が増えてくる頃には、ブレーキを多用しなくても下れる明るさと道幅になり、夜風が爽快。こんな痛快な夕涼みもなかなかありません。
21時頃、無事に皆野駅に帰着!良かったよかった。
あとは輪行するだけだ~。
と思いきや、ハラ減ったー(泣)アメでごまかして来ましたが、いい加減まともなもの食いたい。
と、いうわけで、最寄のコンビニにダッシュ!終電まで時間に余裕がありませんでしたが、食のため、ビールのため(笑)です。
がっと買って、だーっと戻って、ばっと畳んで駅に駆け込んだら、線路の向こうに終電が!
しかし、遮断機に遮られ、進むことが出来ない(泣)田舎の駅は跨線橋がないんですよね。
諦めかけた、その時!運転手さんが手で「来いやぁ!」と合図を送ってくれました!ありがたい!
遮断機を潜り抜け、車内に滑り込みセーフ。アブなかった~。運転手さん、ありがとうございました!
都会ではありえない、人の温情でした。
こうしていくつかのピンチを潜り抜け、ようやく安堵の帰路についたのでした。めでたしめでたし。
車内では、ビール乾杯よりもまず、おにぎりをむさぼりました。
ちゃんちゃん。
共に駆け抜けた大宮店宮野店長の本ツーリングレポートはこちら。
実はこちらの方が面白いという噂あり(泣)
http://ysroad-omiya.com/2011/08/post-408.html
長山 靖