スタッフの旅日記:13時発、秩父行き
先日、ひょんなことから、秩父まで走ろうと思い立ちました。
が、思い立って出発したのが昼飯後の13時。後半の山岳エリアにてナイトランは必至です。
明るいライトx2装備して、さー行ってみよう。
まずは多摩川サイクリングロードを遡ります。
ここ近年の多摩川は人口密度が高く、とにかく安全を最優先で走行。
以前はところどころ工事していて、迂回やら何やらわかりにくかったですが、だいぶスムーズに行けるようになっていました。羽村までスイスイです。
途中、黄葉が鮮やかな場所があり、写真撮影。
羽村からは一般道に入ります。東青梅駅前を右折し、成木街道へ進入。
ここから徐々に山に分け入っていきます。
吹上峠、小沢峠と二つの小さな峠をトンネルで越えれば、いよいよ埼玉県。
のどかな山里が癒し系な名栗村を進んでいくと、山伏峠への登りが始まります。
ここで日が暮れてきました。
日暮れ時の、何色とも表現できない空の色合いは、何度見ても飽きません。
(写真ではイマイチな発色...)
鮮やかな色合いが徐々に消えていき、夜になりました。
本当は単独で夜の峠道を走るなんぞ安全上よろしくはないのですが、普段味わうことのない緊張感と、日中と全く表情の異なる鮮やかな景色がアメとムチで、ついついやってしまいます。
まずは、美しい杉林がお出迎え。日中来たときもきれいでしたが、夜もまたよし。
あくせく登って、山伏峠の切り通しに到着。ここを越えれば、あとは秩父まで下り一直線で行けます。
が、それでは物足りず、正丸峠へクイッと右折。2キロほど登り返すと正丸峠です。
山伏峠道は旧国道筋ということもあり、往来も多少ありましたが、正丸峠道は皆無。
そんな静かな道のりを、月明かりが照らしてくれます。
たかが月明かりと馬鹿にすることなかれ。田舎では、月明かりがどれほど明るいか、再確認させてくれます。誰が言いだしたか、正にムーンライトシャワー。
正丸峠を下ると、国道299号に当たります。ここからは正丸トンネルを抜ければ秩父までスイスイ行けます。
が、正丸トンネルは、自転車で走ると狭くて車が非常に怖い!それに、夜走ると人面犬出没のウワサもあり、大変危険です。(以前、夜走ったときはモチロン何も出ませんでしたが)
と、いうわけで、トンネルへは行かず、奥武蔵グリーンラインの刈場坂峠へ登り返します。
この辺りも、夜はごくまれに車が通る程度で、静かな道のりです。
夜の峠道へ単身漕ぎ出すというのは、やはり何度やっても怖いものですが、なんとなくメンタルトレーニングになってるような気がします。(ホントかな)
奥武蔵エリアは、杉が多くて比較的森が浅いというか、動物の気配が少ない感じがあるので、割と恐怖感は少なくて済みます。おそらく、落葉広葉樹林や原生林エリアになると、木の実等食料が豊富で、動物も集まるのでしょう。
とはいってもばったり出くわしたくないので、歌を口ずさんだりして存在はアピール。下手でも、どーせ誰も聞く人いないし。
刈場坂峠着。ここからの夜景はなかなかのものです。
ここから数キロのところに、有名な白石峠があり、そのすぐ近くに堂平山があります。
そこにはかつて天文台があったのですが、「光害」のために星が見えづらくなり、閉鎖されてしまいました。それほど明るい夜景なのですが、今回は湿度が高く、霞んでいて元気がありません。
少し走ると、秩父と白石峠方面分岐の大野峠着。ここからは三度目の正直、秩父へ向かって下ります。
時々、オートバイ暴走防止用か?路面にでこぼこが作られており、慎重に進みます。
程なく、秩父の町の夜景が見えてきました。あそこまで下ればゴールだ~。
(いちおう、正面:秩父夜景、左上:カーブミラー、左下:自転車。ケータイカメラは夜に弱い...)
突然、「どーーん!!」という音が!!な、なんじゃー?
...花火でした。おお、夜景から花火が浮かび上がってくるではないですか。秩父夜祭が近いので、打ち上げているのでしょう。
それにしても、山の上からだと距離が遠いので、花火が小さく見えてかわいい!
慎重に夜道を下り、遂に秩父の町に到着。
打ち上げ花火はまだまだやってます。やはり町から見るとデカイ!ターマヤー!
最後に、冷えた体を武甲の湯で温めて、締め!輪行して帰りました。
(長山 靖)